古代米にチャレンジ
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大阪での講演を無事終えて還って来た。
お出迎えは、チューリップたちの笑顔。
うわ~ぁ、和む。
事故後初めての講演なので、心配だった。
一時はヘレンケラーになるのだから、人様の前で講義するのは不安。
しかも今回はいつもと勝手が違う、大阪の老舗、普茶料理の阪口楼。
茶臼山の若葉が借景で、オール和装のお嬢さん方や、師範の方がたにお話するのだ。
和装学園の学園祭と認定式でもあるから、私も和装が礼儀だろう。
華やかな牡丹色の綸子の付け下げに、黒地に更紗模様の織りの袋帯、紫と銀の帯締め。
お正月は和装で通すのが習いだが、今年は無念の初めての服だったのだ。
私の生涯で初めてのことだ。
アメリカ在住時代だって、お正月は和装で客人のお相手をしたものだ。
ドームに入って、お茶を一服するまでもなく、電話が鳴った。
いよいよ、島の「学校ごと美術館」始動だ。
5月1日より南小学校に、東生口小が合流して行なわれる。
昨年度文科省に提出した申請書にGOサインが出たのだ。
早速、明日うち合わせに来ると言う。
好調な出足だ。

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出た出た、芽吹きの季節ですね。
3月末に植えたじゃが芋が、この2日間の雨で芽吹いた。
芽は2個を残して、掻き取りましたぞ。
全部残すと、ちいさな実になるそうだが、沢山出来るらしい。
本当は10キロぐらい収穫したいが、耕地面積が少ないから残念。
フラットな地形ならおよろしいだろうが、斜面を切り開き粘土を掘り返し、ヨッコラサとバケツでのいい土との入れ替えは、重労働でスイスイと進まないよ。
実はまだ種芋も残っている。
すると、舌足らずの鶯が、ホチェチョ ポイと啼いた。
オヌシ、嗤ったな。
今年は寒かったから餌不足で、ホルモン全開にならず、発育不足なのか。
まだ正式発声法の歌声は聞かれない。
しかし、そろそろ不如帰の季節だよ。
気温が上がってきたので、少し鍬を振ると汗ばむ。
そこで海からの潮風は、気持ちいい。
あれれ、さくらんぼがもう実をつけているよ。

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名残の桜見物に、朝日新聞福山支局長の中川さんが、お越しになった。
ここは広島いち南の島だが、都会は葉桜と言うから、寒いのかな?
船を降りられた途端、ワカーホーリックの私のお助けマンにさせられ、でもそこはグーッと堪えて・・・
例の刺客の現場撮影は、分身の術でも使わなきゃ私自身は撮れませんからね、大助かり。
中川さんは富山の老舗料亭の4代目さん。お父様は花板さんで、お母様は女将さん。そんなお方に、ドーム流野草健康食を、どうでござる。
山と積まれた蓮根の皮剥きとか皿洗い、新聞記者になって、こっちの方が楽だと思ったそうな。
中川さんは珍しいお酒を持ってきてくださったのだが、交通事故の後遺症で記憶が戻らない私は、主治医から一年間の禁酒を申し渡されている。
そこで、わが酒「ミラクルブルー」を美味しそうに飲む中川さん、アアァ残念。
空けちゃうと次はナポレオン。さすがお強いです。
いつの間にか雨が降り出し、散り始めた桜が雪みたい。
「事務局長不在で大変ですね」
「ええ、困っているんです」
「事務局長では厚かましいので、次長になりましょう」
「BBB宣言の監修もお願いいたします」
先日ドームに研修に来たシカゴ大のリサ嬢と、ミラクルブルーオペレーションの実行部隊をBBB(ビューティフルブルーバクテリア)と呼ぶことにしたのだ。
KKKみたいって?
そう、太陽がある間はビューティフルに、沈めば悪を滅ぼすために闘う。
手段を選ばんてぇのは、20世紀の♂の発想ですぞ。
なぜ、宣言文かというとね、大声の朗読が体にいいことは、リハビリ中に発見したので、α波を出す詩を製作中なのだ。
見えるものしか信じないマスコミびとが殆どのなかで、中川さんは最先端の感覚をお持ちと見た。

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険しい山が幾重にも連なるこの島の、海抜50メーターぐらいに我ドームはあるのだが、あっちを掘ってもこっちを掘っても、出くるのは赤い粘土。
焼き物は出来そうだが、野菜や花はできそうもない。
ならばどうする?
不適当用土を切り取って、いい培養土を入れましょう。
というわけで、エンヤコラサッサだが、湿った粘土は重いよ。
木の根っこみたいな、肥大化した雑草の根もしっかり、大地にしがみついているからね。華奢な私の体に合わせて別注したシャベルで、少しづつ作業を進めているが、こりゃ大変だわ。
それでもキャベツ、ブロッコリー、白菜を植えて、不織布でトンネルをかけた。
人参、大根、ほうれん草の畝を作り、種蒔きしたよ。ラベンダー、ダリア、撫子を植えたし、春は彼岸から20日が勝負だからね、ああ、忙しい!
サッカーの試合で負傷した半月版は、「ヒビ入りのコップと考えて下さい」と、大阪厚生年金病院のスポーツドクターに言われ、キックも走ることも禁止されたけれど、OKみたい。
再び大地に接吻(くちづけ)出来るなんて嬉しい。

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