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2008年4月

古代米にチャレンジ

これから黒米を送るからね。
西宮の平野さんから、弾んだ朝の一報。
もう、根が出ているから、着き次第植えてね。
交通事故の傷も徐々に回復し、自給自足にチャレンジの私、宝塚時代からの自然派の友に声をかけたのだ。
そんなわけで、遠路はるばる紫米と黒米(餅)がやって来た。
土6、赤玉3、鹿沼1に肥料少々・・・不安だな、これでいいのかな。
育床は15リッターのポリバケツ。
水だって、どのくらい入れていいのやら。
おまけに5ミリほど、白いアンヨが出ているから、傷つけぬように、割り箸で、ひと粒ひと粒、丁寧に植えたよ。
どうか、育ってね。
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お出迎えはチューリップ

大阪での講演を無事終えて還って来た。
お出迎えは、チューリップたちの笑顔。
うわ~ぁ、和む。
事故後初めての講演なので、心配だった。
一時はヘレンケラーになるのだから、人様の前で講義するのは不安。
しかも今回はいつもと勝手が違う、大阪の老舗、普茶料理の阪口楼。
茶臼山の若葉が借景で、オール和装のお嬢さん方や、師範の方がたにお話するのだ。
和装学園の学園祭と認定式でもあるから、私も和装が礼儀だろう。
華やかな牡丹色の綸子の付け下げに、黒地に更紗模様の織りの袋帯、紫と銀の帯締め。
お正月は和装で通すのが習いだが、今年は無念の初めての服だったのだ。
私の生涯で初めてのことだ。
アメリカ在住時代だって、お正月は和装で客人のお相手をしたものだ。
ドームに入って、お茶を一服するまでもなく、電話が鳴った。
いよいよ、島の「学校ごと美術館」始動だ。
5月1日より南小学校に、東生口小が合流して行なわれる。
昨年度文科省に提出した申請書にGOサインが出たのだ。
早速、明日うち合わせに来ると言う。
好調な出足だ。
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じゃが芋にチャレンジ

出た出た、芽吹きの季節ですね。
3月末に植えたじゃが芋が、この2日間の雨で芽吹いた。
芽は2個を残して、掻き取りましたぞ。
全部残すと、ちいさな実になるそうだが、沢山出来るらしい。
本当は10キロぐらい収穫したいが、耕地面積が少ないから残念。
フラットな地形ならおよろしいだろうが、斜面を切り開き粘土を掘り返し、ヨッコラサとバケツでのいい土との入れ替えは、重労働でスイスイと進まないよ。
実はまだ種芋も残っている。
すると、舌足らずの鶯が、ホチェチョ ポイと啼いた。
オヌシ、嗤ったな。
今年は寒かったから餌不足で、ホルモン全開にならず、発育不足なのか。
まだ正式発声法の歌声は聞かれない。
しかし、そろそろ不如帰の季節だよ。
気温が上がってきたので、少し鍬を振ると汗ばむ。
そこで海からの潮風は、気持ちいい。
あれれ、さくらんぼがもう実をつけているよ。
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助っ人来(きた)る

名残の桜見物に、朝日新聞福山支局長の中川さんが、お越しになった。
ここは広島いち南の島だが、都会は葉桜と言うから、寒いのかな?
船を降りられた途端、ワカーホーリックの私のお助けマンにさせられ、でもそこはグーッと堪えて・・・
例の刺客の現場撮影は、分身の術でも使わなきゃ私自身は撮れませんからね、大助かり。
中川さんは富山の老舗料亭の4代目さん。お父様は花板さんで、お母様は女将さん。そんなお方に、ドーム流野草健康食を、どうでござる。
山と積まれた蓮根の皮剥きとか皿洗い、新聞記者になって、こっちの方が楽だと思ったそうな。
中川さんは珍しいお酒を持ってきてくださったのだが、交通事故の後遺症で記憶が戻らない私は、主治医から一年間の禁酒を申し渡されている。
そこで、わが酒「ミラクルブルー」を美味しそうに飲む中川さん、アアァ残念。
空けちゃうと次はナポレオン。さすがお強いです。
いつの間にか雨が降り出し、散り始めた桜が雪みたい。
「事務局長不在で大変ですね」
「ええ、困っているんです」
「事務局長では厚かましいので、次長になりましょう」
「BBB宣言の監修もお願いいたします」
先日ドームに研修に来たシカゴ大のリサ嬢と、ミラクルブルーオペレーションの実行部隊をBBB(ビューティフルブルーバクテリア)と呼ぶことにしたのだ。
KKKみたいって?
そう、太陽がある間はビューティフルに、沈めば悪を滅ぼすために闘う。
手段を選ばんてぇのは、20世紀の♂の発想ですぞ。
なぜ、宣言文かというとね、大声の朗読が体にいいことは、リハビリ中に発見したので、α波を出す詩を製作中なのだ。
見えるものしか信じないマスコミびとが殆どのなかで、中川さんは最先端の感覚をお持ちと見た。
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関西より花見に

関西の桜は散ったというが、島は今が見所。
と、そこへ遠来の客来るだ。
桜は、八尾市の当地さんと堺の上野さんが来るのを待っていたんだな。
彼女たちは、3月25日に、針灸の国家試験を合格したんだ。
ふたりは十幾つのお年じゃない、当地さんはお孫さんがいて、上野さんは先週大学生になった坊ちゃんの入学式に出席したんだよ。
この学校は4年間あり、当地さんは無遅刻無欠席で、一番前で授業を受け、勿論し一番で卒業したんだからね。
だから桜は彼女たちのために、散らずに待っていたんだと思うよ。
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キッチンガーデン土木編

険しい山が幾重にも連なるこの島の、海抜50メーターぐらいに我ドームはあるのだが、あっちを掘ってもこっちを掘っても、出くるのは赤い粘土。
焼き物は出来そうだが、野菜や花はできそうもない。
ならばどうする?
不適当用土を切り取って、いい培養土を入れましょう。
というわけで、エンヤコラサッサだが、湿った粘土は重いよ。
木の根っこみたいな、肥大化した雑草の根もしっかり、大地にしがみついているからね。華奢な私の体に合わせて別注したシャベルで、少しづつ作業を進めているが、こりゃ大変だわ。
それでもキャベツ、ブロッコリー、白菜を植えて、不織布でトンネルをかけた。
人参、大根、ほうれん草の畝を作り、種蒔きしたよ。ラベンダー、ダリア、撫子を植えたし、春は彼岸から20日が勝負だからね、ああ、忙しい!
サッカーの試合で負傷した半月版は、「ヒビ入りのコップと考えて下さい」と、大阪厚生年金病院のスポーツドクターに言われ、キックも走ることも禁止されたけれど、OKみたい。
再び大地に接吻(くちづけ)出来るなんて嬉しい。
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春風さん来島

中国新聞因島支局長の石田さんが、ひょっこりお見えになった。
お嬢さんの卒業式出席を兼ねて、東北の旅を満喫なさったらしい。
おみやげに、宮沢賢治が発見した化石「バタグルミ(新第三世紀の中新世~鮮新世 約2500万年~200万年前)」のレプリカを頂いた。
早速南部鉄の胡桃に、菜の花を挿したら、ドームに春風が吹いた。
石田さんの笑顔って、花巻の風みたい。

昼餉に使った食材は、どーむキッチンガーデンから調達。
 鰯の握り寿司  大葉の代わりにクコの葉
 大根と手羽先の煮物
 山芋と大豆の甘夏あえ
 春菜の味噌汁  ナズナ、繁縷(はこべ)、カラスノエンドウ
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