雑記

晩夏、太陽はまだ一杯

嵐の過ぎた23日の朝、ソーラー版画マスターコースには、四国、九州、関西からの参加があった。
正式に制作するのは初めてという方ばかりだが、普段物つくりに励んでおられる面々。
和田宝石デザイナー、鈴木ブリザードフラワーデザイナーは、NPO法人ソーラー版画協会理事のご主人の誘いで、一家で参加。
棟上を控えた多忙の前岡建設会社社長は、律儀に参加表明して、船の最終便に乗り遅れた。
大阪環状線じゃござらんから、早7時半には港はクローズ。
ところがタクシーでしまなみ街道を飛ばしました。
熱いです。
文金高島田の結婚式を一週間前に挙げた谷本教諭も、ホカホカムードで。
とりわけ熱いのが、子供たち。
画面処理の色彩、空間把握の巧みさは、すでに日本的情感がただよっているんだな。
これは将来が楽しみだ。
しかも参加者のお姉さまたちのお手伝いもきっちりと。
谷本センセも、「こんな子供さんが、ひとりでもクラスにいたら、違ってくるんですよぉ」
ママに伺うと、やはり躾ですね。
モンスターペアレンツ世代でも、きちんとしているご家庭はある。
まだまだ日本も捨てたもんではありませんぞ。
こんな熱い方々の作品は、さすがに面白い。
司法書士の鈴木さんは、ユーモアたっぷりのアフロ芸者を誕生させた。
ぜひ、9月22日~30日のソーラー版画の展覧会を、ご覧ください。
朝日新聞大阪本社ビル1F,アサコムホール。入場無料。
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リアリズムに挑戦の鈴木さん
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 テーブル上の花は鈴木さんのブリザードフラワー。子供たちも頑張る!
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 1日目の作品。皆さん頑張りました。展覧会にぜひお越しください。


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島の黄昏

都会から客人来たる。
上野さん親子が、岡山旅行の帰りに立ち寄ってくれた。
ママは、今春鍼灸の国家試験をパスし、同時に医大の大学院に入学。
息子さんは、今春東北大に入学した。
このふたり、すこぶる似ていて、姉弟みたい。
夕餉は、ビーチの雁木の上で、ドーム自慢の獲り立ての蛸料理。
捥ぎたて野菜に自家製調味料がお気に召したようだ。
汐の音に煌めく星空の下、話題は次から次へと生まれ、息子さんは将来教師になりたいなんて言うし。
カルフォルニアは州法で花火が禁止されていたから、実に何年ぶりか、皆でドドーン。
若い元気な方々と、夢を語り合うのは楽しい。
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 大阪では松虫が啼き始めたらしいが、夜は島は長袖がいい季節になったようだ

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ハッピーバスデー

昨年の交通事故の後遺症は、梅雨の頃にひどくなり、鈍痛にはヘキエキした。
湯治や整体治療がいいのは分かっているが、時間がまとまって取れない。
一段落したので、やっとドームを出立。
お馴染みの今治国際ホテルに、駆け込んだ。
ここには友人が宝石店を出していて、センス良く感性が似かよっているので、指輪のリメイクをお願いしてあったのだ。
あれこれ煩く注文して取りに行かなきゃ、ご迷惑ですよね。
すると、こういうことに。
ミラクルブルーの帽子に同色のブラウスで出かけたら・・・誕生日ギフトは、な何んと。
色合わせしたかのようなピッタンコのミラクルブルーのスカーフ。
ただ独り、宇宙を構築する身には、ワオ~。
昼餉会もしていただき、傷の疼きがイッペンに消去。
四国はお遍路さんが来る地だから、他所の人にも親切なのでしょう。
事故の後のひどい対応に苦しめられた私は、この温かさには溶けてしまったですよ。
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旬の味、無花果ケーキに痛みも吹っ飛ぶ


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古代黒米もスクスク

植物と暮らしていて困るのは、長期の出張などでドームを空ける時。
人間は私ひとりなので、水やりとか虫の退治は出来ない。
カルフォルニア時代は、学生がホームシッターをしてくれたから助かった。
それで私は彼等を眠らせることにしている。
光の届かぬ温度の一定した所に移動させるのだ。
この処置は成功して、古代黒米は穂が出て、白い可憐な花を咲かせた。
大嘗祭をして黒米を称える祝詞を上げよ~と。
カメラが近距離取れないので、分かり辛いが、節々が濃い紫で、ササニシキなんぞと違うことが分かる。
15lのポリバケツで米作りが出来るとは、意外や意外。
田んぼが無くても、チャレンジです。
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穂からそっと顔を覗かせている小さな白いものが、花

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エキゾティックとノスタルジー

カルフォルニア時代、トウモロコシを庭に植えた。
結構種類があり、園芸店に出されていた品種全部にチャレンジ。
大きくなると見込んで間隔を取りすぎ、実は歯抜けに・・・
しかし、採り立てはジュシーで、特にホワイトハニーバンダムは、生で食べれたのでありました。
ですからして今回は、狭く植えたら・・・ナントナント身長が2.5メーター以上に・・・
しかも、2こも3こも実がなり、成り過ぎですよぉ。
枝豆もヨトウムシにやられず、連日食べているし、トマト、ピーマン、胡瓜も豊作。
素人の野良で、こんなに出来ていいのかしらん。
この青空を見ると、カリフォルニアを想い出す。
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 雄花から虫が入るから受粉したら取っちゃうようにと農業書にはあるけれど、手が届きません。
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 実に帽子を被せて虫除けをしました。

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疲れ果てた翌日の朝餉

  メニュー
サラダ 胡瓜、ベビーキャロット、トマト、紫蘇、玉葱 
     ドレッシング 甘夏の汁、味噌、胡麻
スープ 胡瓜、生姜 
     鰹節、醤油、昆布
メイン  枝豆、ピーマン、豚肉
     オイスターソース、味噌、蜂蜜、ごま油
酢の物 胡瓜
ご飯   玄米1合
飲み物 カモミールティ

6キロのジョギングから帰り、野良を1時間。
ゆっくり風呂で汗を流し、大体45分ほどの調理時間で朝餉を用意する。
どんなに忙しい時でも、朝ご飯は絶対抜かない。
哀しい時、辛い時も食べる。
時に、毒虫が現れ、職場放棄して逃げ出すこともあるが、これはアクシデント。
残業し過ぎて、さすがに疲れを感じた時は、刺激物や油っこい物は避け、胃に優しいメニューにする。
食べると、体に元気が漲ってくる。
食材は全て自家製の採りたてだからに、違いない。
さあ、今日もガンバロ。
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 ちと軽過ぎて、1時間後には早昼になってしまった。
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初めての収穫期 もぎたては生でOK,甘い。


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朝顔にチャレンジ

もう何年に前になるのだろう。
モーニンググロリーとして、人気ある花をカリフォルニア在住中よく見かけた。
どーむキッチンガーデンでは、是非栽培したく願っていた。
スカーレットもケープタウンブルーも外来種で、日永一日咲いている。
葡萄や胡瓜との混植で、勢いが強いから剪定しないと、他のを喰っちゃう。
牽午子という生薬が取れるが、まだ実験はしていない。
江戸時代は七夕の頃咲くから、牽牛花と呼ばれたことから、織
姫を指し、転じて「朝顔姫」と呼ぶようになったらしい。
旧暦のはなしだから、日本種はまだまだ小さい。
外来集は梅雨にも平気で丹精な美を見せてくれている。
ダイナミックな花の作り方が出来たのは、交通事故で発想の転換を強いられたからだ。
まさに怪我の功名。004
  どーむからの眺めもいいです
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  楚々として長い軸首は可憐

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版画研修とクッキング教室

こういう日は晴れて欲しいですね。
今日は今度福山市のホロコースト記念館でする授業に先駆けて、先生方が研修です。
梅雨の最中で本降りですが、子どもたちがする時は、晴れているでしょう。
福山市立久松台小学校の佐藤校長先生と、6年担任の和田先生荒木先生、雨にも負けず頑張りました。
1年前から体験ある尾道市立瀬戸田小の元家校長は、チョット先輩風吹かせたいですね。
お陰でキッチンガーデンの食材だけでの料理は、Hanger is a best sauce.
モンゴルの風や仙人の褌という料理を習って、皆さんご苦労さまでした。
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 きゅうりチャンプルにはラー油を

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 雨にも負けず、力作ですね
 

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夏至祭り

巡ってきた夏至の日。
もう365日経ったのですね、早いものです。
昨年も不思議を体験しましたが・・・そう、夏至の日はシェイクスピアさんだって書いてらっしゃるでしょう「真夏の夜の夢」にね。
この日は天の精霊と地の精霊が合い見える日で、ファンタジーが起こる日なのですよ。
日の出は5時前ですが、真っ白の龍が、南から北に動くのを見ました。
30メーターから50メーターある胴に、身長は長すぎてドームの窓からは分かりません。
10分後、向かいの島はすっかり乳白色のベールに包まれ、見えなくなったのですよ。
これがプロローグ。
早朝のキッチンガーデンは、胡瓜やピーマン、トマトにじゃが芋が収穫を待っていました。
さてさて、客人にはなにを作ろうかな。
どーむ夏至の日コンサートの始まり始まり。
今回は、福山のライブハウスのオーナー三宅さんのピアノです。
ショパンにグノーにすっかり空腹のピアニストは、とれとれ野菜料理に、涙まで流して、「感激!おいしい」
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初体験じゃが芋掘り 初収穫3個の種芋で4キロの収穫(メークイン)
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 泥を落すと、ほれこの通りの色白です。レンジで蒸かしバターで食べました。  


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ズキニの食べ方

ズキニはカリフォルニア時代に出会った食材だ。
家で育てると、収穫のタイミングを逃し、ヘチマサイズになる。
固い、エグイ・・・やっぱりレストランで食べるに限る。
しかし、今回のキッチンガーデンでは、再びチャレンジ。
気象の関係で成長が遅いから、セッカチの私ときたら、10センチほどのを花ごと天婦羅にした。
ウ~ン! 甘い、軟らかい。申し分ござらん。
てんつゆは甘夏の捥ぎたて汁と無添加濃い口醤油の合わせ。
採りたてホワイトオニオンの掻揚げとの相性も良く、冷奴はバージンオリーブ油と奄美の雪塩でメリハリをつけ、苺と金柑のヨーグルト合えで、キリリと。
早朝、スポーツトレーニングとガーデンの整備をするから、腹ペコで一杯食べれるって、至福。
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朝のキッチンガーデンは、幸せの素が満ち溢れている。
写真は絹さや。

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初チャレンジキャベツの収穫

早朝のキッチンガーデンに入る。
露を帯びた若葉の緑が、目にしみる。
ピオーネのアーチを潜り、枝豆の列を調べる。
前日の夕方、葉裏の虫を退治したから、3匹しかいない。
おやおや、こだまの蔓が伸び、一晩で10cmほど動いているよ。
確か、ちっちゃな実が3こ、なっていたのに・・・ない。
胡瓜は見事なのが、出来ている。
水が足らん、肥料が足らんでは曲がるというから、いいのかな。
フェンスではなく、キッチンガーデンはオベリスクだが、いい具合に絡んで、今ではグリーンのオブジェだ。
玉蜀黍は1メーターはある。
緑の葉が観葉植物のように、美しい。
水菜は黄色い花が咲いている。
オオ、キャベツは不織布のなかで、すくすく育ち、直系70cmはありそう。
目方は外葉を除いて、1.4キロ。
朝餉は、ロールキャベツ。
採りたて野菜(きぬさや、胡瓜、サラダ菜、南瓜)のサラダ。
甘夏のヨーグルト合わせ。
発芽玄米(広島産減農薬こしひかり)
自作できる体力、平らげる内臓が達者なことに、感謝。
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郭公に起された

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通天閣の体験教室を終え、翌日のNPOの理事会総会も終えて、新幹線に飛び乗ると軽井沢に飛んだ。
ええ、そこには上野山さんという眠れる森の住民がいて、郭公が友人だというではないか。
遠来の客に郭公さんは律儀にも夜中にも鳴いてくれ、昼間以外は機関銃のごとく、カッコ、カッコ。
高原の冷風を緑に染める、カッコ~という風情ではありません。
多分、関西風なのでしょうか、エネルギシュでありました。
素敵なお住まいの上品なトイレの窓からは、赤松が借景ですが、そこにもやってきて、カッコ、カッコ。
薄靄をついて森に踏み入ると、唐松の頂きから、カッコ、カッコ。
帰路の軽井沢駅でも、カッコ、カッコ。
軽井沢は12度で、暖炉には薪がくべられ、ゆらゆら炎が揺らめき、漆黒の闇は森を静寂に包んでおりました。
海抜は1000メートルですから、高山植物があるある。
それをボランティアガイドなさっている上野山さんに、ご案内いただきました。
写真は彼女の提供です。
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 天南星

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テレビの撮影

昨年の交通事故でお流れになったテレビ番組が、もう一度作られることになった。
広島ホームテレビのJステーション「のほほん暮らし」という番組、6月11日、PM5:34~5:55放映。
お天気に恵まれ、井上レポーターはソーラー版画制作にチャレンジ。
 「子どもの心なら出るのですよ」
ドキドキの彼女、果たして青い心の持ち主か。
 「キャー、出たあ」
はい、ちゃんと版画プレートにはくっきり映像が。多色摺りもお見事です。
キッチンガーデンの撮影では、大根収穫に尻餅をつくおまけつき。
見事な大根アシですからね、いえ、野菜のはなし。
34種の無農薬有機野菜は、見栄えよしでもお味は・・・美味しい!
7種の料理を公開。
45分でクック、アシスタントは井上レポーター。
なかなか手際がヨロシイ。
お家でお手伝いもしっかりしていますね。

詩「八月六日の水道」の話も出来、なぜこのちいさき島で自給自足の生活からの発信かを、田村デレクターがまとめて、いい番組になるでしょう。
実は物損事故で扱われた事故を、人身事故なのになんでと、警察へ電話なさった正義感の強い人なのだ。
だから、青い発信を世界に向けてドームからする私に、共鳴しての番組制作になったのだ。
番組制作ご苦労さまでした。
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通天閣で体験教室

6月1日は昨年に続いて通天閣で、ソーラー版画の体験教室を開く。
大阪のNPOがブースを並べ、ジャズや和太鼓、落語のアトラクションもあり、コテコテの大阪が出現。
であるからして、搬入や搬出、NPOの理事会、総会ナンジャカホンジャカで4日ドームを空ける。
この子たち、大丈夫かしらん? 古代米もあるし・・・
何分無農薬、有機栽培で丈夫でござるが、害虫は朝晩見回って捕獲していたから、急に天敵がおらんようになったら、イヒヒと鬼がおらん間にってなことにならない?
6日は広島ホームテレビの取材で、ロケがあるんだよ。
見事にやられていたら、シャクだ。
カリフォルニア時代、家を空ける時は、ホームシッターがいて大助かりだった。
犬猫は言うに及ばず、カメレオンからタランチェラ、もちろん、ガーデンの世話もOKだった。
地元の大学生や、教えっこのたちが喜んで、引き受けてくれた。
ここはそうはいかない。
私は島外人であるから、親身になってくれる人はいない。
ゆえに、用心棒にボアやアナグマと生息することが出来ない。
しかもある事件以来、木刀は必需品なのだ。
募集してないのに、オッチャンが下男になりますとか仰せになりますが、丁重にお断り。
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ブラシの木

こんな木が本当にあるんだから、卵が先か鶏かと頸を傾げたくなる。
もちろん、木が先にアリキ、ブラシは文明が興ってからのことですからね。
2002年、やっとこサットコ土地を手に入れ、県から役人がチェックに来るというので、待ち構えているとアレレ、なんじゃらホイ、赤いもんがある。
そう、購入した雑木林に目も覚めるスカーレットレーキーが、ユラユラ、ワサワサ。
うっそうと茂る木立を手で掻き分けて行くと、ウソ~!
真っ赤なブラシが、何本も私の鼻先に。
10年住んだカリフォルニアでは、公共の場にはよく植栽されていた。
青い空とマッチして、大好きな木だったのだ。
暖地に生息するから、植えたかったが、冬に積雪する島では無理だと思っていたのだ。
植物園でも温室管理で、貧弱なもだから、外での生育はビックリ。
早速シャベルで根回しして根毛を生育させ、私の背丈ほどに切り込んで、冬、布で包んでオンブして急斜面を運び、ドームの玄関横に植えたのだ。
食事は海老、蟹の甲羅を乾燥させて粉にしたもの。
それがカルフォルニアの木のようにデカクなった。
葉脈も赤いから、ポリフェノールが一杯なのじゃないかしらん。
食べたいなぁ。
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桜の精飛来

大阪から装和きもの学院長の、頼政さんが来島なさった。
桜の花びらの薄ピンクが似合う、素敵な女性なのです。
早速、キッチンガーデンで、大根や人参、ほうれん草を間引いて、食材採集をして頂きました。
夕餉は自家製レタスで、色んな具を食べる手巻きアラカルト。
軟骨の唐揚げや皮で、コラーゲンたっぷり。
ほうれん草のおひたしや、大根の間引き菜と人参のキンピラ。
蛸のぶつ切り甘夏ジュース漬け。
豚のソボロ等とビタミンも豊富に、どーむ自慢の自家製米味噌も、たっぷり用意しました。
夕餉が始る頃には、陽はとっぷり暮れ、ジャズに合わせてキャンドルライトが楽しく会話を弾ませます。
ところが、何やらチカチカ光るのです。
初めは、デジカメの消し忘れかと思ったのですが、そんな機能は付いておらず、ケイタイも変化無し。
「・・・???さっきから、何かが光っているの」
ついに口にすると、
「天使が来ているのだわ」
頼政さんは、こともなげにのたまいます。
澄んだ青い会話は、夜更けまで続くのですが、光も時に左に右にとじっとせずに、動いたのですよ。
見えるものより、見えないものを信じるという頼政さん、翌朝はどーむの雑木林で、桜の木に絡む草類の除去に及ばれました。
「桜が枯れてしまう」
すっかり邪魔な蔦やジャスミンを除かれて、桜は息を吹き返したでしょう。
頼政さんは桜の精かな?
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初ナリ苺

US時代、日系移民「ストロベリーキング」農場の苺は、身栄えはいいが大味だった。
ホームセンターでしこたま苗を買い込んで、庭に植えたら、ちゃんと根付いて実がなった。
早速摘まんでみると、オオオ、梅干の味!です。
友人のティムが顔をしかめた。
道理で鳥もナメクジ君もお食べにならなかったわけです。
お蔭さまで庭のいい、アクセントになった。
どーむに移り住んで、さっそく庭作りに励んだが、モチロンUS時代のノウハウが随所で役立った。
蜜柑の木の周りに植えた苺は、夏の暑さ、冬の雪にもめげずドンドン増えていったのだ。
三月にムスカリの紫の花が咲くと、白い花を競演し始め、五月は実り。
これが甘くってジュシーな上に、コクがあり香りが上品なのだ。
まずはそのまま、丸カジリ。
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白菜初収穫

なんとなんと、体重は2キロございましたよ。
身長もたいしたもんで、46センチ。
早速、朝餉用に調理。
オリーブ油で、白菜、玉葱、スナップエンドウを炒め、チキンの手羽元の唐揚げと合わせて、醤油、酢、砂糖で絡めてみました。
野菜は全部、朝採りのフレッシュですから、滋味満点。
朝食の準備に、最低1時間かけて、ゆったりと食べるのです。
モチロン、フルコース。
テーブルセッティングも毎朝、きちんとするのです。
ランチョンマット、ナフキン、箸置は、その日の気分で変えます。
ちょっと沈んでるかなと思った時は、華やかなピンクのランチョンマットに、ピンクの花びらの箸置で、明るく演出しちゃうのです。
独りだから出来るのかもしれないですね。
白菜オンパレードの朝餉の品の一部です。
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 白菜スープの出汁は揚げと昆布と鳥ガラ、さっぱりしています。

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ムカデ退治

5時に目覚めて海岸を走り、その足でどーむキッチンガーデンの遊歩道作りに励んでいると、やっぱり空腹を感じる。
筋トレの後は、入浴でサッパリして、朝食が定番なんだが・・・
風呂に湯を張りに行き、心臓が凍った。
巨大ムカデが鎮座しておる!
ど、どうする。
見るのも触るのも棄てるのも、ダメ。
噛まれてショックを起し緊急入院する特殊体質だ。
僻地の楽園は一瞬にして、救済されない地獄になる。
ところが、マジカルな力が湧いたのだ。
竹のポールで一撃を噛まし、トイレットペーパーを被せて火バサミで掴んで、外に運び燃やした。
どうも、交通事故で頭を強打して以来、以前と違う体質になったようだ。
しかし、ムカデはペアーでいるから、もう一度心臓が凍るんだろう。
心しておかねばならん。
こんな花が咲き乱れる一方で、一瞬にして心停止する事態が起こる。
しかし、心臓はパクパク、食事の準備は出きず、レストランで済ませるだろう。
これから秋の彼岸ぐらいまでが、キャツ等の活動期間だ。
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今日のデザート

五月のキッチンガーデンは、さくらんぼとジャスミンの競演です。
甘い香りは、仕事で疲れた身体や心を癒します。
さて採集は、夜明けと夕方ですが、亜熱帯の島はもう初夏なのです。
すると蜂のような蚊が、ブイ~ンと襲いにきますから大変!
スキーウエアーで武装して、茂みに分け入ります。
Gパンの上からだって、ブスブス、ブスですからね。

今宵のデザートは、さくらんぼヨーグル。
コスタチウムでアクセントです。
花ノシャリ感と完熟さくらんぼの柔らかさが絶妙です。
サワーな無脂肪ヨウグルトで引き締めました。
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美しき青きバクテリア宣言

美しき青きバクテリア宣言(BBB宣言)

海よ
青き青き希望
澄み切った空を映して
どこまでも
私たちは海から生まれ
やがて大空に羽ばたく

大地よ青き青き力
とんぼも鯨も兄弟だ
嵐だって味方にし
どんどん進もう

森よ
青き青き不思議
見えなくとも見える
ちいさくとも大きく
いつも私たちを支えあう
バクテリアのように
正しく謙虚に青になって生きよう
この美しき星がいつまでも
あなたの故郷(ふるさと)であるように
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両ウイング完成

どーむキッチンガーデンのレフトウイングも完成し、トマト(プチ、大玉)、茄子(中細、長大)、ピーマン、パブリカ(赤、黄)を植えた。
ライトウイングの豆類(絹さや、枝豆)、瓜類(胡瓜、西瓜、隼人瓜)、根菜(大根、人参、里芋、紅金時、じゃが芋)、果菜(オクラ、ズキニー、コーン)、葉菜(レタス、チマサンチュ、水菜、韮)は、発育旺盛。
カリフォルニア時代に返ったようで、嬉しい。
天候は違うけれど、無農薬、有機栽培でスクスク育っている。
花やハーブとの混植なんぞ、あの頃は思いつかなかった。
ダリアや花菖蒲、ナスタチウム、朝顔、アスター、センニチコウ、撫子をアクセントにしている。
ラベンダーは虫除けにもなるしね。
ただハッスルし過ぎて、ホーで硬い地面をアタックして、腱鞘炎というのがお粗末だ。
でも腕立て伏せしている時は痛くないから、軽症だろう。
今日は不如帰が啼いている。
てっぺんはげたかなんて、この島のは叫ぶのだが、広辞苑では「てっぺんかけたか」。
鶯は「ホーチェチョ ポイ」だし、なんとも長閑なる島の朝だ。
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白梅の精が月ヶ瀬から

4月28日の大阪国際交流センターでの、元日経新聞論説委員とのトークショウで、一番私の話に感動したと、元外資系エリート証券マンでバブル期に有機農業にリクルートした宮原さんが、ドームに乗り込んで来られた。
右肩上がり経済が気色いい財界、行政、学者のなかでひとり異論を唱えていたからだ。
今の資本主義がいい社会ではないのは、ひと目みて分るくせ、それが定番と信じている大人たちは、高度成長よもう一度なんだな。
 銀行と証券会社は、人類には不用ですね。
 そう、夢は努力して実現させてこそ苦しくても楽しいですものね。
書類一枚で簡単に実現する夢は、ローンに何かの支障が起こると、夢どころか何もかもを失ってしまう。
ローンやクレジットは無いのがいいのですよ。
宮原さんはお金では得られぬものを、日々のなかに見出しているから、私の説がもっともだとドームまで続きを聞きにいらしたのだ。
金塗れの社会には、優しさも感動もゆとりもない、殺伐とした世界だ。
もう大人たちはいくら言ってもだめですよ、でもみやちさんは次の世代に青い種を埋めていらっしゃるから、2,30年後に芽吹くでしょうね。
ほうれん草の間引き菜や水菜、レタスのトレトレと、蛸のぶつ切りカルパッチョや、2月に仕込んだ米味噌の試食を兼ねての夕餉でも、話は弾んだ。
青いひとと対峙していると、気分まで清々しくなる。
潰瘍性大腸炎や癌も克服した宮原さんは、白梅の精におなりになったのだ。

昨年植えたピオーネが根付き、宝塚のスパニッシュハウスの窓のリサイクル材で、アーチを作ったよ。
180cmの宮原さんのお陰で、あっという間に完成です。
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金野校長禁煙宣言

昨年来ソーラー版画の授業を実施している尾道市立南小学校の、金野校長と同東生口小学校の助永校長がお見えになりました。
今回は、助永校長のスゴ腕で文化庁から芸術家を派遣する事業の認定を受け、早速5月1日の授業となったのです。
さて、その後の打ち合わせで、ヘビスモカーの金野校長、禁煙宣言です。
そりゃそうですよね、ミラクルブルーオペレーションのメンバーが、健康を考えずに古き悪しき習慣に胡坐かいていたのでは、前進出来ません。
授業は2校の3,4年が合同でしたのですが、またまた不思議があったのですよ。
東生口の4年生は、1,2時限が算数で、討議しながらの授業で可也加熱状態だったそうです。
しかもバスが早く来過ぎて大慌てだったようなのですね。
4年生は調子悪く、3年はバッチリ画像が出たのです。
例外的に出来た4年生は、討議に参加しなかった子供さんとのこと。
会場の南小は、昨年と同じく全員、キレイに出たのです。
こちらは、移動がないですから疲れていませんからね。
気力は見えませんが、やはり作用しますねと、助永校長の談話です。
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薫風コンサート

福山からライブハウスオーナーの三宅さん、お友達の壁谷さん、小倉さんが来島。
私はドームキッチンガーデンの野菜や、トレトレ魚料理に腕を奮い、さて三宅さんお得意のピアノ演奏。
しかもドームの雑木林には、ジャスミンが繁殖し、直径1メーターほどの房になっていて、緑の風に乗って、甘い甘い香りが。
さて、今日は西瓜、オクラ、胡瓜を植えました。
胡瓜はオベリスクに絡ませますが、実はケイプタウンブルーという顔は朝顔で宿根草のと混植。
胡瓜は収穫期は2週間ですが、この宿根草は初冬まで咲き続けます。
助っ人三宅さんは、ドームの竹林から竹を切り、西瓜や胡瓜の風避けフードの支柱を作るはめに。
さすがイデタチも一人前です。
モチロンこの風避けは、肥料の入っていた袋のリサイクルですぞ。
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古代米にチャレンジ

これから黒米を送るからね。
西宮の平野さんから、弾んだ朝の一報。
もう、根が出ているから、着き次第植えてね。
交通事故の傷も徐々に回復し、自給自足にチャレンジの私、宝塚時代からの自然派の友に声をかけたのだ。
そんなわけで、遠路はるばる紫米と黒米(餅)がやって来た。
土6、赤玉3、鹿沼1に肥料少々・・・不安だな、これでいいのかな。
育床は15リッターのポリバケツ。
水だって、どのくらい入れていいのやら。
おまけに5ミリほど、白いアンヨが出ているから、傷つけぬように、割り箸で、ひと粒ひと粒、丁寧に植えたよ。
どうか、育ってね。
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お出迎えはチューリップ

大阪での講演を無事終えて還って来た。
お出迎えは、チューリップたちの笑顔。
うわ~ぁ、和む。
事故後初めての講演なので、心配だった。
一時はヘレンケラーになるのだから、人様の前で講義するのは不安。
しかも今回はいつもと勝手が違う、大阪の老舗、普茶料理の阪口楼。
茶臼山の若葉が借景で、オール和装のお嬢さん方や、師範の方がたにお話するのだ。
和装学園の学園祭と認定式でもあるから、私も和装が礼儀だろう。
華やかな牡丹色の綸子の付け下げに、黒地に更紗模様の織りの袋帯、紫と銀の帯締め。
お正月は和装で通すのが習いだが、今年は無念の初めての服だったのだ。
私の生涯で初めてのことだ。
アメリカ在住時代だって、お正月は和装で客人のお相手をしたものだ。
ドームに入って、お茶を一服するまでもなく、電話が鳴った。
いよいよ、島の「学校ごと美術館」始動だ。
5月1日より南小学校に、東生口小が合流して行なわれる。
昨年度文科省に提出した申請書にGOサインが出たのだ。
早速、明日うち合わせに来ると言う。
好調な出足だ。
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じゃが芋にチャレンジ

出た出た、芽吹きの季節ですね。
3月末に植えたじゃが芋が、この2日間の雨で芽吹いた。
芽は2個を残して、掻き取りましたぞ。
全部残すと、ちいさな実になるそうだが、沢山出来るらしい。
本当は10キロぐらい収穫したいが、耕地面積が少ないから残念。
フラットな地形ならおよろしいだろうが、斜面を切り開き粘土を掘り返し、ヨッコラサとバケツでのいい土との入れ替えは、重労働でスイスイと進まないよ。
実はまだ種芋も残っている。
すると、舌足らずの鶯が、ホチェチョ ポイと啼いた。
オヌシ、嗤ったな。
今年は寒かったから餌不足で、ホルモン全開にならず、発育不足なのか。
まだ正式発声法の歌声は聞かれない。
しかし、そろそろ不如帰の季節だよ。
気温が上がってきたので、少し鍬を振ると汗ばむ。
そこで海からの潮風は、気持ちいい。
あれれ、さくらんぼがもう実をつけているよ。
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助っ人来(きた)る

名残の桜見物に、朝日新聞福山支局長の中川さんが、お越しになった。
ここは広島いち南の島だが、都会は葉桜と言うから、寒いのかな?
船を降りられた途端、ワカーホーリックの私のお助けマンにさせられ、でもそこはグーッと堪えて・・・
例の刺客の現場撮影は、分身の術でも使わなきゃ私自身は撮れませんからね、大助かり。
中川さんは富山の老舗料亭の4代目さん。お父様は花板さんで、お母様は女将さん。そんなお方に、ドーム流野草健康食を、どうでござる。
山と積まれた蓮根の皮剥きとか皿洗い、新聞記者になって、こっちの方が楽だと思ったそうな。
中川さんは珍しいお酒を持ってきてくださったのだが、交通事故の後遺症で記憶が戻らない私は、主治医から一年間の禁酒を申し渡されている。
そこで、わが酒「ミラクルブルー」を美味しそうに飲む中川さん、アアァ残念。
空けちゃうと次はナポレオン。さすがお強いです。
いつの間にか雨が降り出し、散り始めた桜が雪みたい。
「事務局長不在で大変ですね」
「ええ、困っているんです」
「事務局長では厚かましいので、次長になりましょう」
「BBB宣言の監修もお願いいたします」
先日ドームに研修に来たシカゴ大のリサ嬢と、ミラクルブルーオペレーションの実行部隊をBBB(ビューティフルブルーバクテリア)と呼ぶことにしたのだ。
KKKみたいって?
そう、太陽がある間はビューティフルに、沈めば悪を滅ぼすために闘う。
手段を選ばんてぇのは、20世紀の♂の発想ですぞ。
なぜ、宣言文かというとね、大声の朗読が体にいいことは、リハビリ中に発見したので、α波を出す詩を製作中なのだ。
見えるものしか信じないマスコミびとが殆どのなかで、中川さんは最先端の感覚をお持ちと見た。
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関西より花見に

関西の桜は散ったというが、島は今が見所。
と、そこへ遠来の客来るだ。
桜は、八尾市の当地さんと堺の上野さんが来るのを待っていたんだな。
彼女たちは、3月25日に、針灸の国家試験を合格したんだ。
ふたりは十幾つのお年じゃない、当地さんはお孫さんがいて、上野さんは先週大学生になった坊ちゃんの入学式に出席したんだよ。
この学校は4年間あり、当地さんは無遅刻無欠席で、一番前で授業を受け、勿論し一番で卒業したんだからね。
だから桜は彼女たちのために、散らずに待っていたんだと思うよ。
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キッチンガーデン土木編

険しい山が幾重にも連なるこの島の、海抜50メーターぐらいに我ドームはあるのだが、あっちを掘ってもこっちを掘っても、出くるのは赤い粘土。
焼き物は出来そうだが、野菜や花はできそうもない。
ならばどうする?
不適当用土を切り取って、いい培養土を入れましょう。
というわけで、エンヤコラサッサだが、湿った粘土は重いよ。
木の根っこみたいな、肥大化した雑草の根もしっかり、大地にしがみついているからね。華奢な私の体に合わせて別注したシャベルで、少しづつ作業を進めているが、こりゃ大変だわ。
それでもキャベツ、ブロッコリー、白菜を植えて、不織布でトンネルをかけた。
人参、大根、ほうれん草の畝を作り、種蒔きしたよ。ラベンダー、ダリア、撫子を植えたし、春は彼岸から20日が勝負だからね、ああ、忙しい!
サッカーの試合で負傷した半月版は、「ヒビ入りのコップと考えて下さい」と、大阪厚生年金病院のスポーツドクターに言われ、キックも走ることも禁止されたけれど、OKみたい。
再び大地に接吻(くちづけ)出来るなんて嬉しい。
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春風さん来島

中国新聞因島支局長の石田さんが、ひょっこりお見えになった。
お嬢さんの卒業式出席を兼ねて、東北の旅を満喫なさったらしい。
おみやげに、宮沢賢治が発見した化石「バタグルミ(新第三世紀の中新世~鮮新世 約2500万年~200万年前)」のレプリカを頂いた。
早速南部鉄の胡桃に、菜の花を挿したら、ドームに春風が吹いた。
石田さんの笑顔って、花巻の風みたい。

昼餉に使った食材は、どーむキッチンガーデンから調達。
 鰯の握り寿司  大葉の代わりにクコの葉
 大根と手羽先の煮物
 山芋と大豆の甘夏あえ
 春菜の味噌汁  ナズナ、繁縷(はこべ)、カラスノエンドウ
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キッチンガーデン、どんどん仕上がる

今日は三木市からの来客、ソーラー版画インストラクター1期生の坂井くん。
精進がよろしいのか、お天気に恵まれ早速作品作り。
しかし猫の手も借りたい私は、オベリスクの助手を、お願いいたしたのであります。
すでに建材はチェーンソーで、ドームの雑木林から調達してありますから、ただコルムを立てる穴を掘るだけ。
エンピ(細長いシャベル)で8こ、こさえて頂きましたよ。
オベリスクに蔓野菜を絡ませ、蔓草花も同居すれば、いいアクセントになるじゃないかな。
半徹で来島した坂井くん、よもやの肉体労働にも元自衛隊員は、顎出さず頑張りました。上官に較べりゃ、私、優しいですからね。
それに、ホームステイ中のリサ嬢がこさえた味噌汁とくれば、坂井くんハッスルします!
勿論、昼餉は玄米を中心としたバランスある、伝統食です。
リサ嬢もお勉強しましたね。
さて、堆肥や元肥を漉き込んだ、ふかふかベッドに里芋、韮を植えましたよ。
それにラベンダーが宅配で10ケース届き、野菜の周りに植えるのです。
私にとってよき香りも、害虫くんにとっては不快臭らしく、寄って来ないそうな。
キッチンガーデンは、畑じゃなく、「花と団子」のあるお庭なのです。
散水用の水は、ドームで使用した生活排水を、バクテリアが分解した清水なんですよ。
この庭園は、バクテリアと交流する宇宙かな。
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星人来る(ほしびときたる)

昨年の12月12日に開催した第1回ソーラー版画公募展の、オープニングセレモニーにダディ(大阪女学院大教授ビル クライン氏)と出席したリサ クライン嬢が、ドームにやって来た。
ソーラー版画の実習であるが、ミラクルブルーオペレーションの支援者でもあるんだな。
早速、キッチンガーデン制作の助っ人になって、午後は土木作業。
今日は予定地に溝を切った上に、風化レンガをモルタルで敷いた。
パーフェクトにするには、クロスを張って草の防止をしてモルタルだが、完全安全を目標のドームでは、それはNO!
1時間半の作業で、2.5メーターのレンガ遊歩道が出来たぞい。
するとタイミングよく、韮や里芋、茗荷が関西から届いた。
明日からもっと張り切っちゃうな。
長旅のリサ嬢は、9時にはオネンネ。
夜明け前の海岸ジョギングからの付き合いだから、お疲れさまだ。
私も立ち詰めで疲れているはずが、大丈夫なんだな。
それは地上50センチを飛び交うバクテリアが、私の細胞をサポートしてくれるからハピーな気分になり、筋肉に乳酸が溜まらないんだ。
ありがたいよ。
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気の合う仲間

気の合う仲間は、植物の世界にだってある。
どーむキッチンガーデンは、そういう取り合わせで植栽している。
例えば、苺は柑橘の周りにいるが、なぜかお互い気分いいみたい。
すでに3月上旬から、苺は花をつけ始めた。
ムスクリとも仲良し、こちらさんも蕾をつけている。
ちなみに、人参は発芽率が悪いんだが、ラディシュと播くとよろしくなる。
この変化に気づいたのは、生育のいい場合と悪い場合があり、気持ちに相性があるらしいと。
生きもんですからね、そりゃあるでしょう。
その点、動ける人間は楽ですね。
嫌なら離れりゃいい。
商業農業ではなく、自家栽培の場合、これを活用すると数々の野菜やハーブ、花が楽しめる。
「花と団子」どちらも捨てがたいが、同時にたのしむことは、植物にとってもプラスらしいのだ。
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初なりレモン

地平線見えるカルフォルニアから、瀬戸の島に移住して7年経った。
仕事場のドームを建設して棲み出し4年。
当初の目的自給自足は、段々成果を上げている。
2001年に農業試験所から購入した、さまざまな種類のみかんは、試行錯誤の結果、数種が育った。
たった30cmほどのチビレモンもそのひとり。
私の怪我や病気を知ってか知らずか、世話要らずでエライよ!
6年目にして、実を2個つけたんだね。
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春の膳

寒い冬が終って、ほんのすこうし温かくなると、春の草花が芽吹いてくる。
どーむキッチンガーデンのわけぎと、採集したさざえのヌタはイカガ?
味噌は麦を使いました。
今年の分は、2月に仕込んだのですよ。

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スタート


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 昨年12月12日、私は歩行中バイクに後ろからはねられ、空中を飛んで頭から道路に叩きつけられた。意識不明で病院に入院し、視覚、聴覚、思考力を失い、歩行も怪しくなった。

 それから3ヶ月リハビリの成果で、復活した。

 地上50cmほどを飛んでいるバクテリアと木の間にいる精霊の力を借りて、夜明けの海岸を走り抜けると、朝日が山の端から昇りはじめ、一番の光を与えられる。

 この至福感が、辛い病床生活をチャラにした。

 そこで私は、もっともっと精霊たちにお越し願おうと、「花と団子」のあるキッチンガーデン設置に取り掛かった。

 まず、ドームの敷地内の荒地を開墾し、平らにして苦土石灰を撒き、土壌改良した。次に小道をレンガで作り、オベリスクをたて、蔓野菜と花を絡ませる。

 45種の野菜とハーブ、花、にチャレンジ。

 私は太陽光の芸術家なので、これらの植物のエキスから作品制作の計画なのだ。

 はてさてどうなるかしらん?

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